再帰動詞(reflexive Verben)は、「再帰」という名の通り、再帰代名詞(sich, mich usw.)を伴って、主語の行為が主語自身に向けられていることを表します。

 

① Ich schäme mich.
② Er wäscht sich.

 

例文①は再帰動詞としてのみ機能する「真」の再帰動詞( “echte” reflexive Verben)。
つまり必ず再帰代名詞をとるものです。

Ich schäme mich.
×Ich schäme dich.
→○ Ich schäme mich vor dir.

 

 

疑問文は
Schämst du dich?
となり、疑問詞とともには使えません。
× Wen schämst du?
→○ Wovor schämst du dich?
右矢印真の再帰動詞一覧

 

 

これに対し例文②は「偽」の再帰動詞(”unechte” reflexive Verben)。再帰代名詞だけでなく、人称代名詞など、他の名詞類もとることができます。

 

Er wäscht sich und mich.
Er wäscht sich die Hände.

 

右矢印“偽”の再帰動詞~①再帰的
右矢印“偽”の①再帰的動詞一覧

 

 

動詞によって、人称代名詞か再帰代名詞かで意味が異なるケースもあります。

Er verschluckte einen Kaugummi. (彼はガムを飲み込んだ)
Ich verschluckte mich. (わたしは気管に何かが入ってむせてしまった)
右矢印“偽”の再帰動詞~②再帰変型
右矢印“偽”の②再帰変型動詞一覧

「真」と「偽」の再帰動詞

2 thoughts on “「真」と「偽」の再帰動詞

  • 2009年06月24日 at 14:20
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    もと、オンディーヌことノンさんです!
    ブログの内容とは、直接関係無いのですが、
    ドイツ後期ロマン派のフケーの、ある小説の
    一部なのですが、ドイチュ・レルネンさんなら
    どう訳しますか?
      ”Ich habe ihn totgeweint!”
    水の精霊が、掟に従い、愛する夫を 殺して
    しまった、後で言った一言です・・・
    個人的には、柴田治三郎氏の訳が、みごと
    だと思っているのですが・・・

    Reply
  • 2009年06月24日 at 16:19
    Permalink

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    PASS:
    >ノンさん
    こんにちは!コメントありがとうございます!でも、ひぇ~、何というお題を出してくれたんですか(x。x)゜゜わたしには文学的センスは全くありませんーーー。
    そして、この小説を読んだこともありませーん。内容も知りませーん(・Θ・;)ノンさんのコメントを読んだ時は正直、「泣いて殺した???どういうこと?」と何が何だかわかりませんでした。
    "Die Tränen drangen in des Ritter Augen und wogten im lieblichen Wehe durch seine Brust, bis ihm endlich der Atem entging … "
    ということは、「彼を涙で殺した」ということですよね?水の精霊には最初魂がなかったけれど、彼と結婚して愛を知り、涙が出るようになったんですよね?水の精霊はこの言葉を言ったとき、幸せだったんですか?
    なんて、本を読んだことがない人がだらだらと書いていても、見苦しいだけなので、この辺にしておきます。(──と回答を逃げてみる(゚_゚i))。でもおかげさまで、この本に興味が出てきました。今度読んでみますね!
    ちょっと調べていたら、柴田治三郎氏の訳を引用されたと思われるサイトをいくつか見つけました。ノンさんがおっしゃるとおり、みごとですね。この一文だけで、なんだか訳が分からなかったストーリーが、なんとなくわかってきたような気がしました。
    「Undine」さんと「水の精霊」がつながりました!
    また今回のコメントをヒントに、再帰動詞思い出しました。
    – sich totlaufen
    – sich totlachen
    – sich totarbeiten
    – sich totärgern
    などなど。。。
    後でリストに付け加えたいと思いまーす。

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